カッコ悪くたっていいじゃないか、ぼくは未来をあきらめたくないよ!

カッコ悪くたっていいじゃないか、ぼくは未来をあきらめたくないよ!

vs Khangarid

1-0 Win

スタメン フル出場

 

 

2017年5月1日を最後に、僕が公式戦に出て勝った試合はありませんでした。

ずっと勝つことができなかった去年のシーズン。

その後、なかなかチームが見つからなくて…

やっとチームに所属できたのに開幕戦で退場して…

前節、勝利したチームをスタンドから見ることしかできなくて…

それでも辞めずに続けてきて…

やっと昨日、勝てました。

自分にとっては、物凄く大きな勝ち点3。

勝った瞬間、心の奥底から込み上げてくる、ゾクゾクするような、言葉では言い表せない、この快感。

忘れかけてたけど、久々にこの気持ち良い感じ、味わいました。

どんな状況でも、周りに何を言われても、不器用だとしても、自分を信じて、あきらめずに前だけを見て、やり続けてきた結果が、やっと形になりました。

 

 

 

試合は、風が強いことも影響して相手に押し込まれる時間が多く、苦しい試合展開でした。

個人的にも、中盤でのディフェンスに追われる時間が多かったです。

それでも、風下の前半を0で抑えて後半へ。

後半は、システム変更したこともあるけど、個人的には更にディフェンスの時間が多かったです。

でも『チームが勝つため』には、自分が中盤でバランスを見ながら危険なスペースを消して、しっかりディフェンスをすることが、この試合では一番大切だと感じていました。

前線には、良い選手達がそろっているので、1点は絶対に取ってくれると確信していました。

仲間を信じて、自分はひたすら黒子に徹する。

数年前の自分にはできなかったプレーだけど、そうやってプレーした結果、モンゴル代表の18歳の選手がゴールを決めてくれて、1-0で勝利。

本気で『勝ち』にこだわることができた試合だったと思います。

そのような気持ちで90分戦い続けることができたのも、1年以上勝てなかった経験があるから。

すべての出来事は繋がっているのだと思います。

 

 

次の試合は、3年前のチームメートが2人所属するセレンゲプレスとの試合。

思いっきり楽しめるように、またこの快感を味わえるように、しっかり良い準備をして臨みます。

 

 

 

ちなみに、題名の「カッコ悪くたっていいじゃないか、ぼくは未来をあきらめたくないよ!」っていうのは、

僕が大好きな漫画『ホイッスル!』の主人公、風祭将の言葉を借りました。

すぐに分かった人はかなりのマニアですね。

風祭のように、どんな状況でもあきらめずにやり続ければ、いつか結果になって自分に返ってくることを、改めて学びました。

大津も、もっともっとかっこいい男になります。

About The Author

大津 一貴
夢を諦めて一般企業へ就職するも、22歳でがんを患い生き方を改める 。その後、脱サラして海外でプロサッカー選手に。モンゴル1部・FCウランバートル所属。1989年10月25日生まれ、北海道出身。

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