仲間を信じて、時には頼りながら、チームを勝利に導く選手が最強説。

仲間を信じて、時には頼りながら、チームを勝利に導く選手が最強説。

vs Anduud City FC  2-2 draw

キックオフから拮抗した試合展開で、どちらもゴールが生まれず前半終了かと思われた44分、先制点を許す。

後半開始直後にも、PKを取られて失点。

0-2という厳しい状況。

前期のチーム状況であれば、このまま一気に崩れてしまい、負けていたと思う。

でも、昨日の試合は違った。

2点ビハインドの状況から攻め返し、試合終了5分前に同点に追いついた。

更に逆転のチャンスもあった。

負け試合を、あと一歩で逆転できそうなところまで巻き返した。

前期のチームとは明らかに違う。

怪我人が多くて、スタメンもいつもと違うメンバーだったけど、苦しい展開でも諦めずに戦えるようになってきた。

自信を持って良いと思う。

何よりも、試合をしていて楽しい感覚もあった。

これが凄く大切だと思う。

ただ、結果は引き分けなので、負けるよりBetterではあったけど、Bestではない。

Bestにするにはどうすれば良いのか…

それは、自分がチームを勝利に導くプレーヤーになること。

自分が目指すべき姿は、これ以外無い。

この試合では、逆転できるチャンスがあったのも事実だし、前半の失点シーンもシュートを打たれる前の対応を改善できる。

中盤の底で、どのポジションの選手とも常に関わりを持っている自分が、もっとスーパーな働きができれば、チームに勝ち点3をもたらすことができる。

その実力が足りていない自分のせいで、昨日の試合は逆転まで持っていくことができなかった。

試合展開を考えれば勝ち点1でも良かったと言えるけど、勝ち点3を取ればチームに関わる人たち全員が、もっともっと幸せになれたはずだ。

それができなかったのは自分のせい。

だから、悔しい。

もっと上手くなりたいし、もっと強くなりたい。

チーム全体の変化は凄く良いことだと思っているけど、自分自身のパフォーマンスには納得していない。

まだまだ自分はやれると信じている。

ただ、1つ確信に変わったことがある。

いまFCウランバートルに残ったチームメートたち全員、強い気持ちを持って戦える選手たちということ。

「みんなのことをもっと信じて、時には頼りながら、プレーしても良いんじゃないかな!」とも思った。

サッカーは、自分1人では何もできないからね。

この考えに行き着くことができる環境に感謝しつつ、悔しい感情をパワーに変えて、次の試合に向けて準備します。

大津一貴

About The Author

大津 一貴
夢を諦めて一般企業へ就職するも、22歳でがんを患い生き方を改める 。その後、脱サラして海外でプロサッカー選手に。モンゴル1部・FCウランバートル所属。1989年10月25日生まれ、北海道出身。

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