プロサッカー選手は、『気持ち』が一番大切。

プロサッカー選手は、『気持ち』が一番大切。

昨日の試合、久々に決めたゴール。

「ボールが来る!」と思った場所に無心で走りこみ、

身体を投げ出し、

頭から突っ込んだ結果、

気が付いたら、ゴールネットにボールが突き刺さっていた。

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このゴールを決めた、SPファルコンズとの試合は2-1で勝利。

チームとしては約2ヶ月ぶりの勝ち点3。

そして、この勝ち点3により1部リーグ残留が決定。

この試合に限って採点すると、結果は100点だ。

しかし、ゴールを決めたプレー以外は、個人的にはミスが多くて酷かった。

もし、この試合の個人的なプレーの内容を自己採点をしたら、20点ぐらい。

個人のプレー内容だけ見れば、結果は出なかったけど100点に近い内容でプレーできた試合は他にも沢山あった。

もしかしたら昨日の試合は、個人的には今シーズン1番良くなかった内容かもしれない。

でも、先に伝えた通り、この試合では1ゴールを決めて試合にも勝利。チームの残留も決定。

結果だけを見ると、この試合に限っては100点の結果。

なので、試合後にゴールと勝利を称える言葉を、沢山の人達から掛けてもらった。

これが、『プロの世界で生きる』ということなんだろう。

必要なのは結果。

どんなに内容が良くても、結果が出なければ意味が無い。

逆に、どんなに内容が悪くても、結果が良ければ英雄扱い。

プロという世界で生きていくには、この事実をしっかり理解している必要がある。

だからと言って、内容を疎かにすることはできない。

自分の目標である『国際大会出場』を達成することを考えた時、この試合でのプレー内容のままでは、間違いなく達成できない。

自分自身がそれを一番理解している。

だから、内容にもこだわって、今この瞬間からも成長していくことが必要である。

きっと、自分の目標を達成する人間は、結果と内容の両面を常に追い求め続けることができる人間なんだと思う。

それが、昨日の試合で気が付いたこと。

その為には、技術とか戦術とかも大切だけど、一番大切なことは強い気持ち。

どんなに内容が悪い時も、どんなに環境が悪い時も、生き残るために必死でプレーして結果を残す。

逆に、どんなに内容が良い時も、どんなに環境が良い時も、それに甘んじることなく必死でプレーして結果を残す。

動画のゴールのように、

泥臭くても良いから、結果を残して生き残る。

そして、目標を達成するまで諦めない。

『気持ち』が一番大切。

大津一貴

About The Author

大津 一貴
夢を諦めて一般企業へ就職するも、22歳でがんを患い生き方を改める 。その後、脱サラして海外でプロサッカー選手に。モンゴル1部・FCウランバートル所属。1989年10月25日生まれ、北海道出身。

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