大津一貴 オフィシャルブログ『Special One』

蹴球サロン記事 特別公開中

2019/09/03
 







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・脱サラ海外リーガー(プロサッカー選手) ・癌サバイバー 2018年現在、モンゴル1部のFCウランバートル所属。 1989年10月25日生まれ、北海道札幌市出身。 ■当ブログのコンセプトはこちら ■詳しいプロフィールはこちら ■お問い合わせはこちら
今回は、『KAZUTAKA OTSU 蹴球サロン』内で投稿した、ある日の記事を公開します。

 

8月16日現在、6名の方にご参加いただいております。
この6名の方は、毎日以下のような記事を読んで頂いており、時にはコメントを残してくれたりしています。

 

もし、この記事を読んで少しでも蹴球サロンにご興味お持ち頂けると嬉しいです。

 


 

サンバェノ~(モンゴル語でこんにちは)、大津です。朝から自宅マンションは、水も電気も止まったままで、外は大雨。決死の覚悟でWI-FIを求めてカフェまで来ました。

 

さて今回は、元ストライカーで守備力0だった大津が、どのようにして守備を求められるボランチやアンカーに対応したのかをお伝えします。

 

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●守備力向上と共に手に入れた、新たな武器と新たな思考
 

 

自分のポジションは元々ストライカーやウインガーでした。求められていたのは攻撃的な役割。要はゴールを奪うことです。しかし、年齢を重ねるにつれて少しずつポジションが下がってきて、現在は3-5-2のアンカー(1ボランチ)が自分のファーストポジションです。(試合展開によってポジションが前になることはありますが)

 

ポジションが変わると、求められる役割も変わります。特に今やっているアンカーのポジションは、守備的な役割が6~7割を占めています。しかも、後ろは3バックなので、チームのディフェンスの鍵は自分の働きにかかっていると言っても過言ではありません。しかし、自分がストライカーだった時は、守備力0でした。

 

ただ、守備力0だった時の自分は、サッカーにおけるディフェンスに対して、少し間違った解釈でいました。

 

まず、「DFというのは身体が強い人がやるもの、身体が強い人が勝つ」という勝手な思い込み

 

昔から、「身体を強くするためには筋トレをしろ!」という教えの元で育ちました。これ、間違いではないけど間違いですよね。ただ単に『筋肉を付ければ良い』ということではなく、『サッカーの実践に使える筋肉の強化』が、サッカーにおける正しい筋トレだと思います。ただ、当時の自分には、そこまで正しい解釈ができていませんでした。

 

自分は昔から華奢な体型。高校時代にベンチプレスの持ち上げられる重さを測定することがあったのですが、自分の結果は下のグループ。その結果を見たスタッフ陣から「大津はフィジカルが弱い」という評価。大学時代にも同じように懸垂回数を測定する機会があったのですが、この時の記録も下の方で、「大津がフィジカルが弱い」という評価。この経験から、「自分は身体が弱い=守備ができない」という思い込みが生まれました。

 

でも、サッカーのプレーにおいて正解は存在しません。どんなに泥臭くてもゴールはゴール。逆に、反則を犯さない範囲であれば、どんな守り方でも良いからゴールを割らさなければ、良いディフェンスです。

 

その事実にようやく気付いたのは、海外に出て2年くらい経ってからでしょうか。自分がプレーしたニュージーランドの選手たちは、日本人のように組織で守っている感じではありませんでした。「とにかく止めれば良い」みたいな感覚。でも、サッカーの本質を考えた時、どんな方法であろうと失点しなければ良いディフェンスなんですよね。日本のように組織で守ることが、絶対的な正解ではないし、身体が強くなければDFができないというのも、正解ではない。と、その時に初めて気付きました。

 

ちょうどそのタイミングから、FW以外のポジションもやるようになって、必然的にディフェンスをする機会も増えました。しかし、当時はニュージーランドでプレーしていた時代。身長が190cmもあって身体もムキムキのヤツら相手に、身長172cmで体重は60kgちょいの自分が、どうすればディフェンスで勝てるのか…?

 

考えた結果、自分のストロングポイントを活かすことが一番の解決策でした。身体と身体を当てて、単純なフィジカル勝負になってしまうと勝てないのは事実だけど、運動量とクイックネスには自信があります。その部分を活かしながら…

 

・先に良いポジショニングを取って、自分が優位な状況を作る

 

・味方選手を上手く使って(協力して)数的優位な状況を作る

 

・身体を当てて奪うのではなく、タイミングを見計らってボールを奪う

 

・そもそも、ディフェンスをしなければならないシーンを減らす(セカンドボールを相手より先に拾う)etc…

 

という結果に行き着きました。

 

この考えに行き着いた時、自分に必要なのはムキムキの筋肉ではなく、自分の思い通りに、素早く、しなやかに、身体動かせること。

 

これが必要だと。

 

以上のようにディフェンスへの思い込みを解き、自分なりのDF方法で守備をしようと考えて、独自にアプローチしていきました。

 

そして、昨年のオフ期間で、まさにこの課題を解決してくれそうな人と運命的な出会いました。それが、スポーツトレーナーのピクシーさんです。
(ピクシーさんのことはこの記事を見てください→http://n-s-ambi.net/alacarte.php?r=340

 

オフ期間で学んだトレーニングは、もちろん今も続けています。時々LINEで動画を送って、これまたオンラインで指導を受けています。その成果は、少しずつですが形になってきていることを、最近の試合で実感しています。特に、相手からボールを奪う回数が以前より増えたことと、セカンドボールを拾う回数が増えてきた実感があります。きっと、自分なりのディフェンス方法は、”自分にとっては”あながち間違っていないはずです。

 

サッカーに絶対は無いからこそ、自分で考えて行動を起こせば、29歳(今年10月で30歳)になってもサッカーが上手くなれます。

 

という考え方の元プレーしていたこともあり、去年からボランチやインサイドハーフにポジションがコンバートされた時も、すんなりとそのポジションをプレーすることができました。更に今年はアンカーなので、よりディフェンスをする機会が増えていますが、正直モンゴルリーグのレベルであれば、ある程度対応できています。

 

そして、気が付けば様々なポジションができるようになっていて(GKとCB以外全部できる)、自分の新たな武器となっていました。もし、様々なポジションでプレーできる選手が欲しいチームには、需要がある選手になれたので、また1つ選択肢が増えたはずです。そうやって、課題を克服していくことで、新たな武器をゲットすることすることもあるみたいです。

 

※セカンドボールを拾いまくる、現在のプレー動画を載せておきます

 

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この日の記事は、サッカーのプレーに関してでしたが、

 

・試合へのアプローチ方法(ノートの書き方)
・チームとの契約に関すること(特にアジア諸国の現状)
・給料未払いの話し
・モンゴルでのサッカー教室プロジェクトについて
・海外サッカーにおけるビザの問題
・欧州移籍が浮上した話し etc…

 

ブログやネット記事では書ききれていない、あらゆることを日々更新しています。(月額500円でこれらの記事が全て読めます)
是非、皆さまのご参加をお待ちしております。

 

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