大津一貴 オフィシャルブログ『Special One』

脱サラ海外リーガー 2018モンゴルリーグ総括 ~結果より気持ちが大切~

 







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・脱サラ海外リーガー(プロサッカー選手) ・癌サバイバー 2018年現在、モンゴル1部のFCウランバートル所属。 1989年10月25日生まれ、北海道札幌市出身。 ■当ブログのコンセプトはこちら ■詳しいプロフィールはこちら ■お問い合わせはこちら

別に怒ってなんかないよ

ただお前の諦めた姿がきらいなだけ

下を向いてないで次はカンバレよ

結果より気持ちだろ オレらに必要なのは

頭 抱えないで 周りをみてごらん

君が 素直に頼れば 支えるから

つらい時はそっと後ろを見てごらん

オレ達が うなずいてあげるから

 

楽しい時だけが仲間じゃないだろ オレ達は

共に悔しがり 共に励まし合い 生きてゆく笑顔の日々を

下を向いてないで次はガンバレよ

結果より気持ちだろ オレらに必要なのは

※ケツメイシ『仲間』

ケツメイシの『仲間』という歌の歌詞が、今シーズンを通じて、自分が感じたことにぴったり。

以下、今シーズンを通じて感じたこと。

 


 

10月6日(土)に全ての日程が終了し、チームの順位は2位。

首に掛けられたメダルは、3年前と同じくシルバーメダル…

しかし、自分で自分に『よくやった。』と労いの声を掛けてあげようと思う。

 

 

 

 

 

 

3年前に、初めて訪れたモンゴル。

初の海外生活。初の海外でのサッカー。

何も分からないことだらけだったけど、がむしゃらに目の前ことに取り組み、全力を尽くした結果、FCウランバートルの一員として、カップ戦、リーグ戦共に2位という結果が残った。

国のNo.1を取れるチャンスが、シーズンで2回もあったが、そのチャンスをゲットすることはできず…

当時はめちゃくちゃ悔しかったけど、自分の力不足を痛烈に感じたことも事実。

全てにおいて足りていなかったのが、当時の自分。

2位という結果は、妥当な結果だったと思う。

自分自身、本当に力不足だった。

 

 

でも、本気でがむしゃらに全力で頑張った。

それだけは胸を張って言える。

だからだと思う。

FCウランバートルの一員として、チームのみんなが自分の事を認めてくれたことは、物凄く実感していた。

そんなチームメートのことが大好きで、シーズンが終わった瞬間に涙が止まらなかったのが、2015年の最後。

モンゴルを離れてからも、2015年一緒に戦ったチームメートやスタッフのことは、一度も忘れることはなかった。

自分の心の中に常にあるのは、FCウランバートルというチーム。

赤いユニフォームを着て、もう一度プレーしたい気持ちは、モンゴルを離れた3年間、変わることはなかった。

 

ただ、サッカー選手としての夢や目標もあり、自分自身へのチャレンジを課したのが、2016年のニュージーランドと2017年のタイ。

モンゴルではない場所で、1人のフットボーラーとして、自分の夢や目標を追った。

その道は、自分にとって物凄く険しい道だったし、上手くいかないことも沢山あったけど、KAZUTAKA OTSU という1人の選手を大きく成長させてくれた道。

そして、1人の人間として大きく成長した道でもあった。

しかし、その道を歩いている途中、心の片隅にはいつも赤いユニフォーム姿の自分があったことも事実。

きっと…

いつになるかは分からないけど、自分がフットボーラーとして歩み始めた原点に戻ることは、心のどこかで感じていた。

いつか来るその日の為に、自分の限界を超え続け、進化し続ける作業を繰り返してきた。

違う場所に居ながらも、自分の心の中には常に

”FC Ulaanbaatar”

が存在した。

 

 

 

 

 

 

 

 

意外と早く、その想いが現実となった。

色々な偶然やタイミングが重なり、もう一度FCウランバートルでプレーするチャンスが巡ってきた。

今年は、他の国やチームでプレーする可能性も探っていたが、自分の心が潜在的に求めていたことは、赤いユニフォームを身にまとい、もう一度モンゴルでプレーすること。

その自分の姿を想像した瞬間が、1番ワクワクがした。

それに、ニュージーランドやタイでの経験から、自分に対する『自信』もあった。

3年前とは違う、進化した自分でモンゴルリーグに挑む。

そして、3年前の感謝の気持ちを、FCウランバートルのみんなに直接伝えよう。

その気持ちを胸に秘めて、今年3月に極寒の地へ戻ってきた。

 

 

 

3年ぶりに戻ってきたFCウランバートルは、スタッフやチームメートが変わっていて、当たり前だけど3年前とは違うチーム。

それでも、数名残っていた3年前のチームメート達が、自分がプレーしていなかった期間、チームを支えてきた印象だった。

だからこそ、FCウランバートルの血が流れている自分も、今年のチームに貢献したい気持ちが余計に強まった。

 

迎えたシーズン開幕戦。

その気持ちが強すぎたのか、空回りしてレッドカードで退場。

初っ端から、厳しい現実を突きつけられた。

3年前の自分なら、ここで一気に落ちていただろう。

しかし、FCウランバートルに戻ってきたKAZUTAKA OTSU は、これぐらいの壁なら目を閉じてでも乗り越えられる。

それぐらい、自分に対して自信があった。

このチームへの想いを胸に、モンゴルではない場所で積み重ね続けてきたから。

 

出場停止が明けてから、ほとんどの試合でスタメンでプレーした。

新しいチームメートとも、積極的にコミュニケーションを取った。

時には、駄目だと思うことに対して怒った。

感情をむき出しにして、キレたこともあった。

誰かが良いプレーをした時は、とにかく褒めた。

チームメートがゴールを決めた時は、自分が決めた時と同じように喜んだ。

 

 

全ては、3年前に果たせなかった”優勝”を実現するため。

その結果を残すことが、このチームに対してできる、最高の恩返しだと思っていた。

 

だから、ポジションがどこだろうと、給料がどうだろうと、周りの人がどうだろうと、自分にとっては関係なかった。

常に「優勝するためには?」とういう質問を自分自身に問いかけて、行動基準やプレー基準を定めた。

「優勝」の文字を、ノートに何回も書きなぐった。

トロフィーを掲げる瞬間を、何回も想像した。

 

 

その結果…

ボランチやインサイドハーフのポジションながら、4ゴール5アシスト。

監督から「お前がチームのNo.1」だと言ってもらえた。

チームは、リーグ戦で1敗しかしなかった。

シーズン通して、常に優勝争いをした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでも、優勝はできなかった。

表彰式で、3年前と同じシルバーメダルが、首に掛けられた。

めちゃくちゃ悔しいけど、これが現実。

2度目のFCウランバートルでのシーズンも、2位という結果になった。

 

 

求めていた結果は手にすることができなかった。

まあ、結果は自分だけではなく、相手がいることだから仕方ないことなのかもしれない。

勝負の世界って、きっとそいういものなんだろう。

 

 

でも、優勝する!という気持ちを持ち続けて、1シーズン戦い抜いたことは、自分で誇りに思っている。

誰よりも、強い気持ちで戦い抜いた自信がある。

そして、メダルの色とか、試合の勝敗とか、ゴール数とかよりも、またこのチームでプレーできたことが本当に幸せだった。

どんな結果よりも、1番嬉しかったこと。

3年前の感謝の気持ちを伝えるはずが、もっともっと感謝が増えた。

自分にとって、FCウランバートルはやっぱり最高のチーム。

きっと、周りの人からしたら、お前何言ってるんだ?って思われるだろう。

相変わらず、ピッチ外での問題は沢山あったし。笑

周りから全然好かれてないようだし。笑

他の外国人選手は文句だらけだったし。笑

 

だけど、最高かどうか決めるのは自分の気持ち。

この気持ちが1番大切だと思う。

きっと、この自分の気持ちは、チームのみんなにも届いているはず。

3年前に関わった仲間、今年の仲間、FCUlaanbaatarに関わる全ての仲間達に、自分の気持ちがきっと届いていると信じてる。

Bayarlalaa FCUB !!

 

プロサッカー選手としては失格だけど、人間としては最高の言葉で、このブログを終わりにしよう。

 

 

結果より気持ちが大切。

 

また、前だけを向いて走ります!

 

結果より気持ちが大切な脱サラ海外リーガー

大津一貴

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・脱サラ海外リーガー(プロサッカー選手) ・癌サバイバー 2018年現在、モンゴル1部のFCウランバートル所属。 1989年10月25日生まれ、北海道札幌市出身。 ■当ブログのコンセプトはこちら ■詳しいプロフィールはこちら ■お問い合わせはこちら

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